NTT西日本とフジクラは1日、ハードウェアでVPNのIPカプセリングを行なう機器「Flebo」を共同開発したと発表した。フジクラが10月1日より販売し、価格は94,290円。
Fleboでは、従来ソフトウェアで処理していたIPカプセリング処理をハードウェアで行なうことで、高処理能力と操作の簡易化を実現。Bフレッツやフレッツ・ADSLを利用して、企業の拠点間であたかも1つのLANのように通信できるイーサネットVPNが構築できるとしている。IP以外にもApple TalkやIPXなどのプロトコルにも対応。メールやWebだけでなく、Windowsのファイル共有やさまざまなアプリケーションが利用できる。また、一般的なブロードバンドルータの約3倍程度の処理能力があるため、音声や映像などをともなうテレビ会議も快適に利用可能。設置は、拠点ごとにTAのように容易に設置できるとしている。
NTT西日本では、中小企業向けのソリューション「N.prosol」のラインアップとして、Fleboを利用したイーサネットVPNを提供する予定だ。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ntt-west.co.jp/news/0409/040901.html
( 永沢 茂 )
2004/09/01 19:14
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