日本オラクルは3日、同社の企業向けアプリケーションソフト「Oracle Collaboration Suite」の試用登録を行なったユーザー1,265名にメール送信した際に、メールアドレスをTo:欄に入力して送信してしまったと発表した。該当のユーザーには、すでにメールなどで「お詫びした」という。
該当するメールは、ソフトの技術セミナーを案内するメールで、9月1日午後12時30分ごろ配信したもの。同日ユーザーから「To:欄にメールアドレスが露出している」との指摘を受け、発覚した。日本オラクルでは通常、顧客向けメール配信には専用システムを利用する。今回の原因は、担当者のデスクトップから一般的なメールソフトを利用して送信してしまったため、メールアドレスをTo:欄に誤って入力してしまったという。
日本オラクルでは、「本件はシステムに起因するものではなく、担当者のミス」とコメント。ただし、「人為的なミスを最小限にするためにシステム導入を勧めているオラクルにとって、あってはならないミスでもある。今後は、専用メール配信システムの使用を徹底させる」としている。
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■URL
日本オラクル
http://www.oracle.co.jp/
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