大日本印刷(DNP)は、ICタグと携帯電話を利用した情報配信システム「電波ポスター」をASP方式のソリューションとして9月15日より提供する。
「電波ポスター」は、イベント会場や店舗などにICタグリーダーを内蔵したポスターを設置しておき、ユーザーがICタグをかざすとポスターに関連した情報が携帯電話に送信されるシステム。これまで同社では長崎・ハウステンボスなどで催されたイベントで同システムを提供してきたが、用途にあわせてシステム全体を構築していたため、導入コストが高くなるなどの問題点があったという。
今回、あらかじめ「電波ポスター」と必要なアプリケーションを組み合わせておき、ASP方式でサービスを提供する。これによりさまざまなニーズに対して、費用を抑え、短期間で提供できるといったメリットが見込まれている。ポスター端末をレンタルする場合の利用料は、初期費用としてサーバー200万円、ポスター端末1台につき50,000円で、月額費用がポスター端末1台につきい10万円となる。またスタンプラリーなどを実施する場合に必要な機能もオプションとして提供される。
関連情報
■URL
大日本印刷
http://www.dnp.co.jp/
関連記事:ハウステンボスで“桃鉄”~DNP、ICタグを使ったキャンペーンシステム
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/06/09/3433.html
関連記事:DNP、ICタグと携帯による情報配信システム[ケータイWatch]
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/5976.html
( 関口 聖 )
2004/09/03 19:04
- ページの先頭へ-
|