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HDE、メールフィルタリングソフトで添付・圧縮ファイルの検査に対応


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 ホライズン・デジタル・エンタープライズ(HDE)は7日、企業向けのメールフィルタリング/アーカイブソフト「HDE Mail Filter 2.0」を10月5日より販売すると発表した。添付ファイルや圧縮ファイルの検査機能を新たにオプションで用意し、メールによる社内からの情報漏洩対策を強化した。Red Hat Enterprise Linux ES 2.1/3.0、AS 2.1/3.0、WS 3.0に対応する。

 HDE Mail Filteでは、迷惑メールや私用メールをフィルタリング処理するとともに、中継したすべてのメールを保存できる。2.0では新機能として「マルチアドミン機能」を搭載し、部署ごとに管理者を設定して異なるフィルタリングポリシーで運用できるようになった。また分散構成対応も強化され、フィルタリング用とアーカイブ用のサーバーを別に構成したり、ゲートウェイサーバーを複数設置することも可能。大規模企業においてもパフォーマンスを低下することなく運用できるとしている。

 さらに2.0では、オプションの新機能「添付・圧縮ファイル検査機能」により、個人情報リストとして利用されやすいExcelなどの添付ファイルの内容も検査できるようになった。対応する添付ファイル形式はWord、Excel、PowerPoint、一太郎、PDFなど、圧縮形式はZIP、LZH、SITなど。

 価格は、メールフィルタリングおよびアーカイブ機能を備えた「Professional Edition」が315,000円(25ユーザー版)から、アーカイブ機能のみの「Archive Edition」が220,500円(同)から、添付ファイル検査オプションが31,500円となっている。


関連情報

URL
  製品概要
  http://www.hde.co.jp/mf/
  関連記事:HDE、すべてのメールやログを保存できるメールフィルタリングソフト
  http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0617/hde.htm


( 永沢 茂 )
2004/09/07 17:44

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