米EdgeStreamは6日、次世代のIPTVプラットフォームソリューションを発表した。インターネット上でブロードバンド接続を使ったビデオオンデマンド(VOD)サービスを実現できるという。
このソリューションは、ネット渋滞を克服する「Internet Congestion Breakthrough Technology(ICBT)」、ルーティングを最適化する「Route Optimization Software(CROS)」、ネットワークのQoSを実現するための「Realtime Performance Monitoring Service(RPMS)」、自己修復可能なネットワークアーキテクチャ、そして実際の配信を行なう「EdgeStream Software Suite」によって実現され、現在では2Mbpsまでの動画をインターネット上で配信できるという。顧客側に特別なハードウェアやネットワーク設計も必要としない。
EdgeStreamのRandy Chung CTOはこの技術について、「我々のテクノロジーはトランスポートレベルで動作しており、使用されている圧縮方式やストリーミングフォーマット技術からは独立している。そのため、MicrosoftやRealNetworksのコーデック技術の向上によって、将来的には我々が現在サポートしている速度でハイビジョン品質のコンテンツを配信できるようになるだろう」とコメントした。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.edgestream.com/corp/prsep062004.htm
関連記事:最高で1Mbpsのストリーミングを可能にするプラグイン
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/0411/edge.htm
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/09/08 12:48
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