三井物産セキュアディレクション(MBSD)は13日、Webアプリケーションのセキュリティに関するノウハウを提供する「WebSecナレッジサービス」を21日より開始すると発表した。Webアプリケーションの脆弱性検査やセキュアなWebサイトの構築コンサルティングを手がけてきた同社が実践に即した知識を提供するもので、基本的な脆弱性の発生を抑止できるとしている
WebSecナレッジサービスではまず、「WebSec教育サービス」として1日間のトレーニングを実施し、Webサイトの企画・開発担当者に必要な知識を習得してもらう。さらに、その知識を実践で活用するための「WebSecナレッジツール」を提供する。このツールでは、実際にWebアプリケーションを構築する際の要件定義、設計、実装、環境設定という各段階において、仕様するOSやデータベースなどを指定することでチェックすべきリストを生成してくれる。各項目をクリックすれば、MBSDのコンテンツサーバーで詳細を参照できる仕組みだ。
価格は、開発プロジェクト向けの短期コース(3カ月間)が5名までで初期費用630,000円から、利用費用が525,000円からとなっている。なお、このほかに、WebSecナレッジツールを利用して構築したサイトが安全であることを確認する「WebSec検査サービス」も別料金でオプション提供する。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.mbsd.jp/pdf/1095046718_3764.pdf
( 永沢 茂 )
2004/09/13 20:11
- ページの先頭へ-
|