米Microsoftは13日、仮想サーバーソフトウェア「Microsoft Virtual Server 2005」を30日以内に発売すると発表した。対応OSはWindows Server 2003/XP Professinalで、価格は4CPU対応のStandard Editionが499ドル、32CPU対応のEnterprise Editionが999ドル。
Microsoft Virtual Server 2005は、ソフトウェア的に仮想のPCをエミュレートするソフトウェア「Virtual PC」のサーバー向け製品。複数CPUやサーバーOSの動作をサポートし、Windows 2000やWindows NT4.0/3.5など旧来のサーバーOSで動作するシステムの移行や、ソフトウェア開発などの用途を想定している。
MicrosoftのBob Muglia上級副社長は、「ユーザーは、アプリケーションのテストと開発の合理化、サーバーの台数削減、古いアプリケーションを新しいWindows Server 2003上で動作させることなどを望んでいる。Virtual Server 2005を導入することで、サーバーの配置にかかる時間は50~95%、物理的なサーバー台数は50~80%削減できる」とコメントしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2004/sep04/09-13AvailabilityVS2005PR.asp
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( 三柳英樹 )
2004/09/14 15:22
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