米IBMは13日、音声認識技術「Reusable Dialog Components」(RDCs)をオープソース団体のApache Software Foundationに対して提供すると発表した。
RDCsは、Java Server Page(JSP)のタグにより動的にVoice XML 2.0を生成し、開発者がWebアプリケーションに簡単に音声機能を追加できる技術。日時、通貨、地名などの基本的な音声機能に対応し、音声を利用した自動予約システムなどに利用可能としている。
IBMでは、現在は各社が独自の音声認識技術を提供しているが、RDCsをオープンソース化することにより、開発者に対して標準ベースのプログラミングモデルとツールを提供したいとしている。また、音声マークアップエディターのプロジェクトを、オープンソース団体のEclipse Foundationに提供することも発表している。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www-1.ibm.com/press/PressServletForm.wss?MenuChoice=pressreleases
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( 三柳英樹 )
2004/09/14 17:19
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