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ユーザーの都道府県・接続回線を識別する「SURFPOINT for Apache」


 サイバーエリアリサーチは21日、WebサーバーにアクセスしたユーザーのIPアドレスから、そのユーザーの地域や接続回線の種類などを識別するサーバー用モジュール「SURFPOINT for Apache」シリーズについて、評価版の無料提供を開始した。対応OSはRed Hat Linux/Solaris、対応WebサーバーはApache 1.3/2.0。

 SURFPOINT for Apacheは、IPアドレスに地域や接続回線などの属性を付加したデータベース「SURFPOINT」を、Apacheで扱えるモジュールソフトウェア。モジュールを利用することで、特定の地域向けのページやナローバンドユーザー向けのページなど、ユーザーの環境に合わせたページを自動的に表示させることが可能となる。

 SURFPOINT for Apacheシリーズは、アクセスユーザーの都道府県を認識する「SURFPOINT-Enterprise for Apache」、接続回線やドメインを認識する「SURFPOINT-Stream for Apache」、都道府県・接続回線・ドメインを認識する「SURFPOINT-Ad for Apache」、日本国内であるかどうかを認識する「SURFPOINT-Ocean for Apahce」の4製品から構成される。認識可能なIPアドレスは国内の約1,200社のISPが接続サービスに用いているアドレスで、ISPを経由してくるリクエストのうち約70~90%が識別可能だとしている。


関連情報

URL
  SURFPOINT for Apache
  http://www.arearesearch.co.jp/services.html


( 三柳英樹 )
2004/09/22 17:03

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