安全なブラウジングを売り物にする米国で人気のタブブラウザ「Secure IE」の累計販売数が50万を超えた。開発元のWinferno Softwareが29日発表した。
Secure IEは、Internet Explorer(IE)を使用したタブブラウザだが、危険なActiveXコントロールやスパイウェアを阻止するなど、安全なブラウジングのために必要な機能を数多く備えている。また、さまざまなWebサイトに応じたセキュリティレベルに関するデータを保持しており、危険なポップアップやCookie、ActiveXコントロールなどを認識するためにセキュリティデータが毎日自動的にアップデートされる。アップデート機能は購入後1年にわたって有効で、それ以降は契約更新の必要がある。Secure IEのこうした機能は、IEはもちろんのこと、比較的安全であると考えられているMozilla FirefoxやOperaに比べても安全性が高いとWinfernoでは主張している。
WinfernoのJon Lal社長は、「我々は、セキュリティとプライバシーを主要な関心事として特別に設計した、市場で唯一のブラウザを提供している」と自信を新たにした。Secure IEはWindows XP/2000/Me/98に対応し、現在キャンペーン価格29.95ドルで同社サイトにて販売されている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.winferno.com/release_sie_sales.aspx
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/09/30 12:24
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