ウイルスバスター2004が「JWord」をスパイウェアとして検知

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ウイルスバスター2004が「JWord」をスパイウェアとして検知

　トレンドマイクロのセキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター2004」では、Internet Explorer対応の日本語キーワードプラグイン「JWord」をスパイウェア「ADW_CNSMIN.A」として検出してしまう。同社では、ウイルスバスター2004とJWordの併用方法を解説したWebページを公表した。

　解説によると、「JWordが海外のスパイウェアの一部モジュールを利用するため、ウイルスバスターではスパイウェアとして検出してしまう」という。ウイルスバスター2004をインストールしたPCでJWordを利用するには、ADW_CNSMIN.Aとして発見されるJWord内のモジュール「cnsio.dll」をウイルス検索の除外ファイルとして設定し、Internet Explorerの一時ファイルを削除する必要がある。

　なおトレンドマイクロでは、JWord自体はスパイウェア的な活動を行なわないとしている。

【お詫びと訂正】
　記事初出時には、JWordの一部モジュールが海外のスパイウェアに利用されている旨を記載しておりましたが、その後、JWordがスパイウェアの一部モジュールを使用していることがわかりました。そのため、本文とタイトルの一部を修正いたしました。お詫びして訂正いたします。（編集部　2004/10/8 15:25）

関連情報

■URL
　トラブルシューティング（トレンドマイクロ）
　 http://www.trendmicro.co.jp/esolution/solutionDetail.asp?solutionId=10049

■関連記事
・日本語キーワードプラグイン「JWord」が日本語JPドメイン名に対応（2004/01/23）
・スパイウェアや迷惑メール対策が追加された「ウイルスバスター2004」（2003/09/09）

（鷹木創）
2004/10/05 16:52

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