日立製作所は6日、地方自治体に納入した住民基本台帳カード(住基カード)の交換を各自治体に申し出た。東京江戸川区、北海道札幌市、群馬県高崎市、兵庫県神戸市、熊本県熊本市など101の地方自治体に6月2日までに納入した約3万枚(推定)が対象となっている。
日立製作所によると、非接触通信と接触通信に対応した住基カードの非接触通信に不具合が発生。非接触型用アンテナとICチップの接合不良が原因で、非接触型のカードリーダを利用できない場合があるという。なお、接触型のカードリーダは利用できる。また、今回の不具合でカード内の個人情報が漏洩することはないとしている。
交付済みカードの交換方法は各自治体で異なるため、日立では利用者に対して各自治体窓口へ問い合わせるよう求めている。各自治体への交換用住基カード納入完了時期は10月20日を予定している。
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ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2004/10/1006.html
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( 鷹木 創 )
2004/10/06 19:16
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