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総務省、802.11aの帯域拡張など5GHz帯に関する委員会の審議結果を公表


 総務省は14日、5GHz帯に無線LANで利用可能な新たな帯域を追加することなどを要旨とした、5GHz帯無線アクセスシステム委員会の答申骨子案を公表し、パブリックコメントの募集を開始した。

 答申骨子案は、2003年7月に開催された世界無線通信会議(WRC-2003)で無線通信用として割り当てられた5GHz帯の周波数帯について、技術的条件を定めたもの。これにより、IEEE 802.11aで利用可能な帯域は現在の5.15GHz〜5.25GHz(4ch)から、5.15GHz〜5.35GHz(8ch)および5.47GHz〜5.725GHz(11ch)へと大幅に拡張されることになる。帯域のうち、5.47GHz〜5.725GHzについては屋外での利用も可能としている。

 また、5.15GHz〜5.25GHzについては、隣接する気象レーダーの帯域を保護するために、現在は欧米と10MHzずれたチャンネルを使用しているが、検討や実測の結果問題がないと判明したため、諸外国と同一のチャンネルを使用するとしている。ただし、すでに導入済みの無線設備については、引き続き利用可能とする予定だという。

 このほか、離島や山間部などでのアクセスラインとしての利用を想定して割り当てている4.9GHz〜5GHzと5.03〜5.091GHzの帯域について、出力の向上や中継システムとしての利用を許可することや、航空機内での無線LAN利用についてレーダーと干渉しない5.15GHz〜5.25GHzに限って利用を認めることなどが、骨子案としてまとめられている。

 総務省では、骨子案についてパブリックコメントを募集し、11月を目処に審議報告を取りまとめる予定としている。パブリックコメントの募集期間は11月4日まで。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/041014_2.html
  関連記事:総務省の電波開放戦略「2005年には5GHz帯を拡張して屋外利用可能に」[BroadBand Watch]
  http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/7055.html


( 三柳英樹 )
2004/10/14 20:48

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