三重県立図書館は17日、同図書館業務システムの開発を委託しているNECの関連会社社員が、図書館の利用者約13万3千人分の個人情報を紛失したと発表した。
発表によると、同社員は図書館利用者の個人情報を、図書館の許可を得ずに入手し、自らのPCに保存。自宅で作業を行なっていたところ、外出時に、情報を保存したPCが盗難にあったという。PCには、利用者カード番号、姓名、生年月日、性別コード、住所などの個人情報が保存されていた。
なお、貸出し中の本の登録番号も保存されていたが、このデータからは個人が借りた書名を特定できないという。また、2004年9月20日以前に返却された本の記録については、データそのものが消去されているとしている。
関連情報
■URL
お詫び(三重県立図書館)
http://www.milai.pref.mie.jp/mie-lib/
お詫び(NEC)
http://www.nec.co.jp/news/info/20041017.html
( 鷹木 創 )
2004/10/18 22:54
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