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F-Secure、ファイアウォールなどを統合した法人向けウイルス対策ソフト


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 日本エフ・セキュア(F-Secure)は19日、法人向けセキュリティ対策ソフト「F-Secureアンチウイルス クライアントセキュリティ 日本語版 Ver 5.70」を発表した。11月15日から注文を受け付け、12月1日から出荷を開始する。Windows XP/2000/NT 4.0/Me/98に対応。初年度の価格は100ユーザー38万円から。

 F-Secureアンチウイルス クライアントセキュリティは、従来同社が提供していたWindows向けアンチウイルスソフトに、パーソナルファイアウォールや侵入検知、アプリケーション制御を統合したもの。ウイルス対策やパーソナルファイアウォールなどの機能を一括管理できる。

 ウイルス検知には、3つのスキャンエンジンを使用。それぞれが独立して動作してお互いに監視する仕組みで、ウイルスに対して素早い対応ができるという。パーソナルファイアウォールによるトラフィックの監視やフィルタリング、侵入検知機能を利用したトラフィックの分析、ポートスキャンなどの遮断が可能だ。アプリケーション制御では、PCにインストールされたインターネットにアクセスするアプリケーションを一元的に制御する。

 また、社内外に持ち歩きするノートPCでの利用にも着目。定義ファイルのダウンロード場所を社内や社外で別々に設定できる。Windowsのセキュリティレベルも、接続する場所に応じて自動的に切り替えられるようになった。このほか、ウイルスメールにも対応。POP3、IMAP4、SMTPのトラフィックにおいてウイルスの有無をチェックできる。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.f-secure.co.jp/news/200410191/


( 鷹木 創 )
2004/10/19 12:56

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