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面白いニュースは友達が決める〜RSSリーダーとSNSを組み合わせた「Rojo」


 インターネットにはニュースサイトが山のようにあり、面白い情報やニュース記事を発見するのは容易なことではない。しかし、友人がすでに読んでいる記事ならば、自分もまた読む価値があるかもしれない──。こうした発想でRSSリーダーとソーシャルネットワークサービス(SNS)を結び付けるサービスを米Rojo Networksが開始した。

 Rojoは、テクノロジー情報誌「RedHerring Communications」の共同創業者であるChris Alden氏と、RSSリーダー「NewsMonster」の開発者であるKevin Burton氏が2003年に立ち上げたベンチャー企業。出版畑にいたAlden氏は、インターネット上にある膨大な情報から面白いものを見つけること、さらには自分のWebサイトに読者を毎日惹きつけることに難しさを感じていたことから、このアイデアを思い付いたという。

 Rojoは一見したところ、Webブラウザから利用できるRSSリーダーサービスである。ビジネスからスポーツ、政治・経済に至るまでさまざまなジャンルのニュースフィードを集積しており、その中から自分の好みのフィードを追加するだけで最新のニュースを読むことができる。しかし、Rojoが単なるRSSリーダーサービスに止まらないのは、自分が読んだ記事を記録できること、そのことによってRojoの中にある自分のコンタクトリストに載っている友人が読んだ記事の一覧を見られることである。

 さらにRojoはSNS的な要素を加味しており、現在のベータ版サービスには招待がなければ参加できない。参加後は自分の友人を招待したり、でにに招待されている人々を検索して自分のコンタクトリストに名前を載せることができる。コンタクトリストに載っている友人は自分と興味が似ているかもしれないし、違った観点からものを見る友人かもしれない。あるいは遠方に住む自分の両親ということもあるだろう。そうした友人が読むニュースフィードやニュース記事は自分の仕事と直接関連したり、趣味のディープな情報であったり、あるいは自分の故郷のニュースかもしれない。このような仕組みにより、Rojoでは、膨大なニュース記事をすべて読まなくても興味深い記事を発見することができると考えている。

 Webサイトほど受動的でなく、メールほど押し付けがましくもないRSSは、インターネットにおける出版活動を徐々に変えつつある。RSSをどのように管理し、その情報の海の中からどのように記事を見つけ出すかということは、出版社にとっても読者にとっても重要な議題になりうることをRojoは示している。


ログイン直後のメインページ 友人が読んだ記事を表示するためのメニュー部分

関連情報

URL
  Rojo(英文)
  http://www.rojo.com/


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/10/20 12:00

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