ニューズウォッチは20日、サイト内検索機能を提供するASPサービス「サイトナビ」において、「フレッシュアイ」などの検索サイトから個々の企業サイト内検索にダイレクトに誘導する機能「サイトナビdeアクセスアップ」を追加したと発表した。
サイトナビは、ニューズウォッチが主に企業向けに提供しているサービス。フレッシュアイと同じ検索エンジンを使った自社サイト専用の検索機能を自社サイト内に設置でき、現在約100社/150サイトで導入されている。
今回追加されたサイトナビdeアクセスアップでは、サイトナビを導入している企業がフレッシュアイの検索結果ページにリストアップされた場合に、「このサイトを詳しく検索 siteNAVI」というボタンを表示。これをクリックすると、フレッシュアイの検索結果ページから個々の企業のサイト内検索結果ページにダイレクトに誘導される仕組みだ。
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フレッシュアイの検索結果ページ(左)から、サイトナビによる企業サイト内検索ページ(右)へ誘導する
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ニューズウォッチによると、フレッシュアイのサイト巡回間隔は通常3週間程度(ニュースサイトや企業の報道発表ページなどを除く)。また、個々の企業の全ページを巡回してインデックスしているとも限らない。これに対してサイトナビでは、導入企業のサイト内をすべてインデックスするとともに、巡回頻度も1日1回(特定ページや報道発表ページは1時間に1回)と短くなっている。フレッシュアイの検索結果をサイトナビに引き継ぐことで、フレッシュアイのユーザーが、企業サイト内のより詳しい最新情報にたどり着けるとしている。一方、1日120万ページビューを集めるフレッシュアイから誘導することで、サイトナビの導入企業にとってもアクセスアップにつながる。
サイトナビの利用料金は、初期費用が10万円(インデックス対象が1,000ページ未満)または20万円(1,000ページ以上)、月額費用が100ページにつき3,000円。今回、サイトナビdeアクセスアップとして追加したフレッシュアイからの誘導機能は、サイトナビの標準機能として無料提供される。さらにニューズウォッチでは他の検索サイトとも交渉中だとしており、それらの検索結果ページからの誘導機能については有料メニューとして追加することを予定している。
なお、ニューズウォッチでは、一般的な検索サイトから個々のサイト内検索へ結果を引き継ぐサービスについて特許出願中だという。技術的には、異なる検索エンジン同士の連携も可能だとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.newswatch.co.jp/company/press/pr20041020.html
フレッシュアイ
http://www.fresheye.com/
関連記事:ニューズウォッチ、企業向け検索ASP「フレッシュアイサイトナビ」
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/0830/news.htm
( 永沢 茂 )
2004/10/20 16:57
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