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Auto-IDラボ・ジャパンなど、ICタグ情報の流通実験を日米間で実施


 Auto-IDラボ・ジャパン、日本ベリサイン、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は21日、日米間でICタグ情報を流通させる実証実験を開始すると発表した。実験期間は2004年10月から2005年3月まで。

 今回の実証実験は、ICタグに関する情報が世界のどこにあるかを検索する「EPCglobal」のシステムに、日本のICタグ情報管理システムをインターネットを通じて接続し、グローバルなネットワーク環境においてICタグ情報を流通させるもの。米Verisignが運用するEPCglobal準拠の基幹アドレス解決システムと、情報通信研究機構の小金井電子タグ実験ルームに設置されたネットワークシステム、およびNTT Comが開発したICタグの情報管理システムを連携させる。

 Auto-IDラボ・ジャパンとNTT Comでは、ICタグの実証実験や各種製品の相互接続性の検証を8月より行なっており、今回のようにICタグに関する情報流通システムの実証実験をインターネットを通じて遠隔地間で実施するのは、日本で初めての取り組みとなる。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt.com/release/2004NEWS/0010/1021.html
  Auto-IDラボ・ジャパン
  http://www.auto-id.jp/index-j.html


( 三柳英樹 )
2004/10/21 19:49

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