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米国人の23%が「仕事の関係者について検索したことがある」


 米国成人の23%が、仕事上関係があるクライアントや顧客、従業員、同僚、上司などについてインターネットで検索したことがあることがわかった。メタサーチエンジンの米Dogpileの依頼によって米大手調査会社のHarris Interactiveが実施した調査の結果である。

 同僚について検索した人の動機で最も多かったのは「好奇心」(71%)だったが、クライアントや顧客について検索する際の理由として最も多かったのは「住所や電話番号などの具体的な情報を得るため」(85%)だった。とはいえ、従業員や雇用予定者について検索する場合にも52%が、上司や将来上司になるかもしれない人について調べる場合も63%がそれぞれ「好奇心」だった。さらに、この種の検索を行なうのは男性のほうが女性よりも2倍多いことも明らかになった。調査は9月末に、18歳以上のサンプル2,266人を対象に行なわれた。

 インターネットを使った職探しに関する共著書を持つMargaret Riley Dikel氏はブログなど最近の動向について触れ、「自分をどのようにして公の場で見てもらいたいのかを自分で選ばなければならない。誰かが乳癌から完治したのならそれは素晴らしいことだが、雇い主はあなたに健康上のリスクがあると考えるかもしれない。また、政治的に活動的であることは素晴らしいことかもしれないが、雇い主にとってはマリファナを合法化するあなたの努力は、それほどよく映らないかもしれない」とコメント。インターネットに書き込む内容について、特に職探しをしている人は注意すべきであると指摘している。


関連情報

URL
  Dogpile(英文)
  http://www.dogpile.com/
  Harris Interactive(英文)
  http://www.harrisinteractive.com/

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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/10/22 11:59

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