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マイクロソフト、修正パッチを当てるとSonicStageが起動しない不具合に対応 |
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マイクロソフトは23日、Windowsのセキュリティ修正パッチ「MS04-032（KB840987）」をインストールしたPCで「SonicStage」などソニーの提唱する著作権管理技術OpenMGを使用した音楽ソフトが正常に動作しない不具合に対応する修正パッチの更新プログラム「KB887811」を公開した。 OpenMGを使用しており、「MS04-032」を適用すると強制終了してしまうなどで利用できなくなるソニーの音楽ソフトウェアは「SonicStage」、「SonicStage Simple Burner」、「MD Simple Burner」、「Net MD Simple Burner」、「OpenMG Jukebox」。 今回公開された「KB887811」の対象となるOSはWindows XP/XP SP1。XPであれば、Home、Professional、Media Center Edition 2004のすべてが対象となるが、Service Pack 2を適用したXPではSonicStageなどのソフトで不具合は起こらないため、適用する必要がない。 「KB887811」は、同様の問題が起こるWindows 2000 Professionalには対応していないが、Windows 2000対応の修正パッチ更新プログラムも準備ができ次第、マイクロソフトから提供される予定だという。 「MS04-032」はマイクロソフトが13日に公開した月例パッチの1つ。「Graphics Rendering Engineの脆弱性」「Windows Managementの脆弱性」「仮想DOSマシンの脆弱性」「Windowsカーネルの脆弱性」を修正するためのパッチで、深刻度は“緊急”。ユーザーは適用しないわけにはいかず、適用するとOpenMG対応ソフトウェアが利用できなくなることで、著作権管理技術にOpenMGを採用した携帯型音楽プレーヤー、ネットワークウォークマンのユーザーなどから対応を求められていた。 ■URL この問題に関するソニーのお知らせページ http://www.openmg.com/support/jp/840987/index.html マイクロソフトが今回の不具合に対応した更新プログラム（KB887811） http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=BF04ACA3-7C7C-428B-9E59-72057A21021E&displaylang=ja ■関連記事 ・ Windows XP/2000などに外部からコードが実行される脆弱性「MS04-032」（2004/10/13）
（ 工藤ひろえ ）
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