デンマークのセキュリティベンダーであるSecuniaは、Java 2 Micro Edition(J2ME)に脆弱性が発見されたと発表した。危険度は、5段階中2番目に高い“Highly critical”と評価されている。
発見された脆弱性は、J2MEのKilobyte Virtual Machine(KVM)におけるバイトコード検証コンポーネントにおいて、検証が不十分であることに起因するという。脆弱性を悪用することにより、J2MEを利用している携帯端末などにおいて、KVMのサンドボックスを回避して外部から任意のコードが実行されることがある。
発表によると、この脆弱性はノキアのDCT4端末で確認されたが、他のJ2ME搭載端末にも影響があるという。Secuniaでは回避策として、信用できないJavaアプリケーションは起動しないことを呼びかけている。
関連情報
■URL
脆弱性情報(英文)
http://secunia.com/advisories/12945/
( 鷹木 創 )
2004/10/25 12:33
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