あいおい損害保険とあいおい生命保険は27日、両社の保険契約者945人分の個人情報を保存した業務用ノートPCが愛知県西春日井郡豊山町で盗まれたと発表した。氏名や住所、電話番号などが含まれているが、発表時点で「不正使用などの事実は確認されていない」という。
発表によると、あいおい損保の営業担当社員とあいおい生命の代理店が所有する業務用自家用車が、20日夕方から21日朝にかけて愛知県豊山町で車上あらしにあい、車中に置いていた業務用ノートPCが盗まれたという。ノートPCには、945名(うちあいおい生命の契約者43名)分の保険契約者情報が保存されていた。
顧客情報の項目は氏名、住所、電話番号、生年月日、契約内容の4つ。記録された情報を閲覧するにはパスワードが必要で、発表時点で「不正使用などの事実は確認されていない」という。また、ノートPCにはオンライン機能も搭載していたが、PCからログインするためのIDについては削除。「PCの使用状況を確認したが、使用された事実はない」としている。
盗難が確認された21日朝に愛知県西枇杷島警察署に届出を行なったが、27日時点でこのノートPCは発見されていない。両社では、該当する保険契約者に対してお詫びするとともに経緯を説明。今後は「本件を厳粛に受け止め、再発防止ならびにお客さまの情報保護強化に取り組む」としている。
関連情報
■URL
ニューリリース(PDF)
http://www.ioi-sonpo.co.jp/corporate/News/pdf/2004/20041027.pdf
( 鷹木 創 )
2004/10/27 18:03
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