インターネットイニシアティブ(IIJ)と九州通信ネットワーク(QTNet)は8日、VPNサービスなどで業務提携すると発表した。
今回の提携により、QTNetでは12月にも、IIJの「SMFサービス」を利用したVPNサービスを開始する。SMFサービスとは、IIJが開発した自立型ルータ「SEIL」を使用したネットワークサービス管理ソリューション。顧客企業側にSEILを設置することで、ネットワーク経由でVPN機能やファイアウォール機能などが自動設定されるとともに、IIJの中央管理システム側から常時、運用や監視される仕組みだ。QTNetの光ファイバによるブロードバンドサービス「BBIQ」にSEILを接続するだけで、企業が拠点間VPNを構築できる。
このほか提携により、IIJは2004年度中にも、QTNetのISP選択型光ブロードバンドサービス「BBIQセレクト」をアクセス回線とした法人向けインターネット接続サービスを開始する予定だ。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.iij.ad.jp/pressrelease/2004/1108.html
関連記事:IIJがネットワークサービスの一元管理システム発表
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0219/iij.htm
■関連記事
・ QTNet、他社プロバイダ向けにFTTHサービスを提供する「BBIQセレクト」(2004/06/29)
( 永沢 茂 )
2004/11/08 19:37
- ページの先頭へ-
|