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ウイルスの発生アラートや検出率グラフをリアルタイム配信するバナー


Virus Radar OnlineのWebサイト
 キヤノンシステムソリューションズは12日、同社が販売するウイルス対策ソフト「NOD32アンチウイルス」の開発元である米Esetが、メール感染型ウイルスの発生状況をリアルタイムに確認できるサービス「Virus Radar Online」を開始したと発表した。

 Virus Radar Onlineは、Esetが、NOD32をメールゲートウェイとして採用しているヨーロッパのISPと共同で行なっているプロジェクト。これらのISPにおいて1日に約400万通処理されるという全ユーザーのメールから検出されるウイルスのデータを自動解析し、日・週・月単位のウイルス検出状況をWebサイト上にグラフなどで表示している。

 Virus Radar Onlineでは、ウイルス情報を表示するためのフリーのバナーも用意している。HTMLソースを自分のWebサイトに貼り付けることで、Virus Radar Onlineからの情報をリアルタイムに表示できる。バナーは、1)24時間以内で最も多かったウイルス、2)24時間以内で多かった上位5種類のウイルス、3)全メールにおけるウイルスの感染比率のグラフ──の3種類。クリックすることで、より詳しい情報が掲載されたVirus Radar Onlineの該当ページにジャンプできるようになっている。


左から、1)24時間以内で最も多かったウイルス、2)24時間以内で多かった上位5種類のウイルス、3)全メールにおけるウイルスの感染比率のグラフ

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://canon-sol.jp/press/a411_nd.html
  Virus Radar Online
  http://www.virus-radar.com/index_enu.html
  キヤノンシステムソリューションズによる日本語説明ページ
  http://canon-sol.jp/product/nd/virusradar.html

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キヤノンシステムソリューションズ、「NOD32アンチウイルス」最新版を発売(2004/10/29)


( 永沢 茂 )
2004/11/12 21:07

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