NTT西日本大阪支店は、8月から11月12日にかけて同社の顧客情報約7,000人分がインターネット上で閲覧可能な状態になっていたことを明らかにした。報道機関からの連絡を受けて発覚したもので、現在は閲覧できないようになっている。
閲覧可能になっていた情報は、NTT西日本大阪支店のWebサイトで8月に実施されたADSLモデムの無料プレゼントキャンペーンに付随したアンケートへの回答。フレッツ・ADSLユーザー約6,400人分とBフレッツユーザー約600人分の氏名、住所、電話番号、メールアドレスといった情報で、「自己所有(一戸建て)」「賃貸(マンション)」といった自宅の形態や、インターネットの利用状況なども含まれていた。
NTT西日本大阪支店によれば、「11月12日の17時30分ごろにNTT西日本が指摘を受けた。18時ごろに大阪支店で確認し、18時30分ごろに外部から閲覧できないように修正した」という。原因については、「本来別サーバーで管理しなければならない回答データを、閲覧可能なサーバーに保存していた」とコメント。「これまでも同様のアンケートをとっていたが、問題はなかった。現在調査中の段階だが、人為的なミスの可能性もある」としている。
また、詳細は未定としながらも「再発防止に向けてなんらかの対策を実施する予定だ」という。
関連情報
■URL
NTT西日本大阪支店
http://www.ntt-west.co.jp/osaka/
( 鷹木 創 )
2004/11/15 12:10
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