米Sun Microsystemsは15日、サーバーOSの新製品「Solaris 10」を正式発表した。商業利用でもOS自体は無償で提供し、サポートを有償で提供するというビジネスモデルを採用する。
Solaris 10はSPARC、x86、AMD64、EM64Tに対応しており、2005年1月31日より無償ダウンロード配布する予定だ。600以上の新機能が追加されているほか、Webサーバーの性能で従来バージョンのSolaris 9よりも40%以上高速化が図られているという。
年間契約制で提供する有償サービスでは、OSの移行や教育も含めた包括的なサポートを提供する。Sunでは、無償で提供するSolaris 10と契約制サービスを組み合わせることで、主要Linuxディストリビューションと比較して最大40%のコストを削減できるとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2004-11/sunflash.20041115.2.html
ニュースリリース(英文)
http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2004-11/sunflash.20041115.4.html
製品概要(英文)
http://wwws.sun.com/software/solaris/10/
関連記事:Sun、開発者向けにSolarisを無償提供
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/980811/solaris.htm
( 永沢 茂 )
2004/11/16 21:46
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