ヤノ電器は、故障したHDDからデータを取り出す「データレスキューサービス パッケージ版」と同社製ハードディスク製品向けのサポートパッケージ「メンバーズアシスト パッケージ版」を12月上旬から提供する。これらのサービスはMac OSが対象となっている。
「データレスキューサービス パッケージ版」は、ソフトの誤作動や誤操作などによるHDD障害からデータを復旧するサービス。同社製品と他社製品を対象としたパッケージがあり、HDDの初期診断費と修復手数料割引5,250円分が含まれる。価格はオープンプライスだが、同社製品用パッケージが5,000円前後、他社製品用パッケージが7,000円前後となる見込み。
ユーザーは故障したHDDを郵送すると、データ復旧可否の診断後、有償で復旧作業を依頼できる。復旧データは、ユーザーのHDDと同等容量以上のヤノ電器製新品HDDにコピーして返却。HDDは、USBやFireWire搭載のMac OS 9.1以上に対応する。
なお、同社の初期診断サービスは3,150円(他社製品の場合5,250円)、復旧サービスはヤノ製品製HDDで40GBまでが37,800円、60GBまでが48,300円、他社製品の場合40GBまでが48,300円、60GBまでが58,800円などで提供されている。
「メンバーズアシスト」は、同社製品の無償修理、修理期間中の同容量帯製品の無料貸出、データレスキューの無料初期診断などのサービスをパッケージにしたもの。同社のHDD製品のみが加入対象となっており、同社製品購入時および、使用中の場合は製品保証期間内であれば加入できる。価格はオープンプライスだが7,000円前後となる見込み。
ハードウェア修理が不可能な場合は、ヤノ電器製品の現行機種に特別価格によるアップグレードができるほか、無料オーバーホール、修理品の無料宅配などがサービスに含まれている。
関連情報
■URL
ヤノ電器
http://www.yano-el.co.jp/
( 増田 覚 )
2004/12/06 13:46
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