米Mozilla Foundationは7日、メールソフト「Thunderbird 1.0」の正式リリース版を公開した。Windows版、Mac OS X版、Linux版とソースコードが公開されており、Mozilla FoundationのWebサイトから無料でダウンロード可能。現時点では、英語、ドイツ語、ギリシア語、トルコ語の各言語対応版が公開されており、日本語を含むその他の言語については準備中となっている。
Thunderbird 1.0は、学習型の迷惑メールフィルタやRSSリーダーなどの機能を備えたメールソフト。正式版ではソフトの見た目を変える「テーマ」のデフォルト設定が変更されたほか、検索したメールが保存できる「検索フォルダ」などの機能を改良。その他多くの不具合を修正している。
Mozilla Foundationから正式リリースされたソフトウェアとしては、Webブラウザやメールソフトなどの統合環境「Mozilla」、軽量版Webブラウザ「Firefox」に続いて、Thunderbirdが3本目となる。Thunderbirdは12月1日に正式リリースの直前版となる「Release Candidates 1(RC1)」が公開されており、修正を経て今回正式リリースとなった。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.mozilla.org/press/mozilla-2004-12-7.html
ダウンロードサイト(Mozilla Japan)
http://www.mozilla-japan.org/products/thunderbird/
ダウンロードサイト(窓の杜)
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/mail/mailer/thunderbird.html
■関連記事
・ Mozilla Foundation、メールソフト「Thunderbird 1.0」RC1を公開(2004/12/03)
( 三柳英樹 )
2004/12/07 19:33
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