日本コモドは8日、同社が提供するSSLサーバー証明書発行サービス「EnterpriseSSL」において日本語JPドメイン名に対応したと発表した。
日本コモドでは、同社のSSLサーバー証明書を取得したWebサイトに対して、そのサイトの訪問者がサーバーの情報を確認できる「TrustSeal」を提供している。サイトに掲載されたTrustSealロゴをクリックすると、サイトの運営者名や所在地、証明書の有効期限などが表示される仕組みだ。
一方、日本語JPドメイン名は、対応するWebブラウザなどでは日本語のまま入力・表示できるが、実際はPunycodeという方式でエンコードされ、ASCII文字列のドメイン名でやりとりされている。例えば「日本コモド.jp」であれば「xn--tck1b0dw72yzlb.jp」となり、SSLサーバー証明書上にもエンコードされた状態で記載される。このため、日本語JPドメイン名のサイトの場合、ブラウザのアドレスバーに表示されているドメイン名とTrustSealで表示されたドメイン名が一致しているかどうか、ユーザーにとってわかりにくかった。
今回、日本コモドでは、TrustSealによるSSLサーバー証明書情報画面において、Punycodeでエンコードされたドメイン名だけでなく、それを日本語JPドメイン名に変換したものもあわせて表示するようにした。「一目でわかる」という日本語JPドメイン名のメリットを、SSLサーバー証明書でも活かせるようになったとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.comodojapan.com/enterprisessl/info/2004/20041208.html
( 永沢 茂 )
2004/12/08 17:15
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