マイクロソフトは15日、JPEG処理の脆弱性を修正する「MS04-028」について、追加のセキュリティ修正プログラム(パッチ)を公開した。関連する情報も更新されている。
今回追加されたのは、「.NET Framework」のバージョン1.0 SP2とバージョン1.1用の修正パッチと、「Visual FoxPro 8.0」と「Visual FoxPro 8.0ランタイム」向けの修正パッチ。これにあわせて企業向け更新プログラムスキャンツールも更新され、新たに追加された修正パッチの検出・展開ができるようになった。
このほか、セキュリティ情報も更新されており、Windows Messenger 5.0を使用しているユーザーに対して、Windows Messenger 5.1にアップグレードすることを推奨するなどの内容が追加されている。
MS04-028は、JPEGファイルの処理(GDI+)に関わるバッファオーバーランの脆弱性の修正パッチで、2004年9月の月例修正パッチとしてリリースされていた。
関連情報
■URL
脆弱性情報(MS04-028)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/MS04-028.asp
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( 鷹木 創 )
2004/12/15 14:44
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