NTT東日本とNTT西日本は15日、総務大臣に対して2004年度の接続約款変更の認可申請を行なったと発表した。申請した接続料金案では、中継光ファイバやDSL接続用回線の接続料金を引き下げたほか、専用線や公衆電話の接続料金を改定するとしている。
認可申請の接続料金案として、DSL接続で電話を重畳しない場合(タイプ1)の月額料金について、NTT東日本では現行の1,385円を1,366円に、NTT西日本では現行の1,453円を1,368円へと、いずれも引き下げるとしている。また、DSL接続で電話を重畳する場合についても、NTT東日本では現行の158円を120円に、NTT西日本では現行の165円を113円に引き下げる。
中継光ファイバについても、1芯・1メートルあたりの月額料金を、NTT東日本では現行の2.166円を1.917円に、NTT西日本では現行の2.241円を1.920円に引き下げる。このほか、「ディジタルアクセス」など専用線の接続料金や、公衆電話の接続料金についても改定を行なう。料金の改定は総務大臣の認可を受けた後、すみやかに接続約款の変更を実施し、認可を受けた接続料金については2004年4月1日に遡及して適用するとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(NTT東日本)
http://www.ntt-east.co.jp/release/0412/041215.html
ニュースリリース(NTT西日本)
http://www.ntt-west.co.jp/news/0412/041215b_1.html
( 三柳英樹 )
2004/12/15 19:38
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