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SP2へのアップデートを呼びかけるメールを装ったウイルス「Sorpe.A」


 シマンテックは、大量メール送信型ウイルス「VBS.Sorpe.A@mm」を警告した。危険度は5段階中の“2”。Windows Server 2003/XP/2000/Me/NT/98/95で感染する。

 Sorpe.Aは、感染したPCからメールアドレスを収集し、自身のコピーを送信することで拡散する。ウイルスメールはセキュリティアップデートを呼びかけるMicrosoftからのお知らせを装っており、差出人は「support@microsoft.com」、件名は「Microsoft Updates News」「Service Pack 2 Updates News」など10種類。本文でもサービスパックの適用を呼びかけ、「MsNews.vbs」という名前の添付ファイルを参照するよう促す。

 さらに、ウイルス対策ベンダー各社の窓口アドレスに対して、差出人「billgates@microsoft.com」を騙り、「HELP.. i`ve been infected with a vbs virus..」などの件名でメールを送信するという。
 
 Sorpe.Aに感染した場合は、ウイルス対策ソフトの定義ファイルを最新版に更新した後、Sorpe.Aとして検出したファイルをすべて削除し、改変されたレジストリキーを修正すればよい。なお、Windows XP/Meでは、あらかじめシステムの復元機能を無効にしておく必要がある。


関連情報

URL
  シマンテックの「VBS.Sorpe.A@mm」情報
  http://www.symantec.co.jp/region/jp/avcenter/venc/data/jp-vbs.sorpe.a@mm.html

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( 永沢 茂 )
2004/12/15 21:14

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