米軍が完全“ペーパーレス”実現へ、IBMとシステム導入で合意

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米軍が完全“ペーパーレス”実現へ、IBMとシステム導入で合意

　米IBMは17日、米軍内部の手続きをすべてペーパーレスで行なうためのシステムを導入することで米軍と合意したと発表した。

　IBMが開発した「PureEdge」および「Silanis」というシステムが採用された。備品の注文、料金支払い、健康履歴、褒賞履歴など組織内のすべての手続きと記録をペーパーレスにするという。時間やコストの大幅な削減が期待されている。

　従来のシステムでも手続き自体はペーパーレスに近いところまできていたが、最終的に記入したデータをプリントアウトして署名した後、承認のために郵送していたという。今回のシステム導入により、この部分を改善した。新システムでは、電子署名とコンテンツ管理ソフトウェアを導入し、認証まで完全に電子化する。また、医療、在庫、人事など種々の分野も統合することも実現したという。

関連情報

■URL
　ニュースリリース（英文）
　 http://www.ibm.com/news/us/2004/12/2004_12_18.html

（ Gana Hiyoshi ）
2004/12/20 18:04

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