米iDefenseは21日、オープンソースによるPDF表示ソフト「Xpdf」にバッファオーバーフローの脆弱性があると警告した。現在、脆弱性を修正したパッチが配布されている。
iDefenseによると、脆弱性はGfx.ccファイル中の「Gfx::doImage」関数の中に発見され、バッファオーバーフローによって外部から任意のコードを実行される危険があるという。この脆弱性については、修正パッチがすでに配布されている。
Xpdfは、SUSE Linux、Red Hat Linux、Fedora Core、Debian Linux、Gentoo Linux、FreeBSD(ports)、OpenBSDなど多くのディストリビューションに含まれており、iDefenseでは修正を適用するよう呼びかけている。
関連情報
■URL
iDefenseによる脆弱性の概要(英文)
http://www.idefense.com/application/poi/display?id=172&type=vulnerabilities
( 三柳英樹 )
2004/12/22 14:43
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