セキュアード・コミュニケーションズは22日、クライアントとサーバーの双方でワンタイムIDを認証するシステム「SKIP9」を、指紋認証USBに組み込んだ「f-SKIP9」を発売した。価格はオープンプライスで、市場想定価格は23,000円。なお、別途ライセンス料が必要で、サーバーが1ライセンスにつき初年度525,000円(クライアント数1~1,000)、クライアントが1ライセンスにつき同3,150円(1種類のプロトコル)。クライアントはWindows XP/2000/Me/98SE、サーバーはRed Hat Linux 9.0、Red Hat Enterpraise ES3.0、Windows(対応予定)をサポートする。
SKIP9は、サーバー・クライアント間のセッションごとに自動生成されるIDにより、クライアントがサーバーにアクセスする際に双方の正当性を検証するシステム。セッションごとにIDが変わるため、事実上“なりすまし”が不可能だという。
f-SKIP9は、個人を特定する指紋認証USBの中にSKIP9の認証鍵を格納した製品。PCに差し込み、指紋認証することでWindowsにログインできる。アクセス制限したいファイルは右クリックすることで、CamelliaおよびAESによる暗号方式で暗号化することが可能だ。また、ログイン中にUSBを取り外すと画面がロックする機能も搭載している。
ネットワーク機能としては、WebDAVサーバーを使用することでファイルの自動暗号/復号化、ファイルアクセス権管理、ユーザーグループ管理、URLフィルタ管理などができる。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.secured-com.co.jp/news/20041221.html
製品情報
http://www.secured-com.co.jp/products/f_skip9.html
( 増田 覚 )
2004/12/22 15:39
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