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NRA、2004年の「セキュリティ十大ニュース」を発表


 ネットワークリスクマネジメント協会(NRA)は、「2004セキュリティ十大ニュース」を発表した。NRAは、情報セキュリティ技術の重要性を訴え、情報化推進のためのより快適な環境整備を実現することを目的として設立された非営利団体。

 2004セキュリティ十大ニュースは、2004年に発生したセキュリティ関連事象の中から、社会に与えた影響の大きさやマスコミなどで取り上げられた頻度などを基準に、NRA会員企業の有志が選定委員となって選んだもの。

 今回、NRAが選んだ十大ニュースは以下の通りで、これまではその年に流行したウイルスなどが上位に来る傾向となっていたのに対して、今年は個人情報漏洩やフィッシング詐欺対策などの新たな脅威に関するニュースが目立つ結果となっている。

第1位 史上最大451万7,039人の個人情報漏洩(2月24日)
第2位 銀行の入金通知を偽装する日本語フィッシング詐欺メール発生(11月1日)
第3位 個人情報保護法2005年4月1日全面施行に向けて、国からガイドライン公表(6月15日)
第4位 情報家電のセキュリティ対策への注目が一気に高まる(10月4日)
第5位 「セキュリティ原理主義に陥るな」―RSA Conference 2004 Japanより(6月1日)
第6位 Winny開発者逮捕の衝撃(5月10日)
第7位 地方公共団体セキュリティ対策支援フォーラム設立(5月24日)
第8位 IT戦略本部、国家情報セキュリティセンター(仮称)設置へ(12月7日)
第9位 ウイルス感染被害6万3,657件。今年、過去最高に(12月21日)
第10位 住基ネット侵入実験(11月12日)


関連情報

URL
  ネットワークリスクマネジメント協会
  http://www.nra-npo.jp/

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( 三柳英樹 )
2004/12/27 19:31

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