ノルウェーのOpera Software ASAは、Webブラウザ「Opera」のポップアップウィンドウを乗っ取られる可能性のある脆弱性などを修正した、「7.54u1」の日本語版を公開した。7日の時点ではWindows版のみが提供されている。
Opera 7.54u1は、ポップアップウィンドウが悪意あるサイトによって乗っ取られる可能性のある脆弱性や、ファイルダウンロードダイアログを偽装できる脆弱性、悪意あるJavaScriptやJavaアプレットによりログオンしているユーザー名などが外部に漏れてしまう脆弱性などを修正したバージョン。英語版は12月10日に公開されており、日本語版は約1カ月遅れでの公開となった。
日本でOperaの販売を行なっているライブドアのサイトでは、7日時点で最新版は7.53となっているが、実際のダウンロードはOpera Software ASAのページに転送されるため、最新版の7.54u1がダウンロードできる。また、ライブドアで購入した有料版のライセンスキーは、7.54u1でもそのまま利用可能となっている。
関連情報
■URL
Operaのセキュリティ勧告(英文)
http://www.opera.com/support/search/supsearch.dml?index=782
Opera Software ASA(英文)
http://www.opera.com/
livedoor Opera
http://opera.livedoor.com/
■関連記事
・ ポップアップウィンドウを乗っ取られる脆弱性を修正した「Opera 7.54u1」(2004/12/13)
( 三柳英樹 )
2005/01/07 18:45
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