デンマークのSecuniaは12日、「iTunes 4.x」にバッファオーバーフローの脆弱性があると報告した。Secuniaでは、危険度を5段階中で上から2番目の“Highly Critical”と判定している。ただしこの脆弱性は、アップルコンピュータが同日配布を開始した最新版の「iTunes 4.7.1」にアップデートすることで解決される。
この脆弱性は、拡張子が「.m3u」「.pls」のプレイリストの処理において境界エラーが発生することが原因となっている。細工を施したプレイリストによりバッファオーバーフローが引き起こされ、任意のコードを実行される可能性があるという。
関連情報
■URL
Secuniaのセキュリティアドバイザリ(英文)
http://secunia.com/advisories/13804/
iTunes 4.7.1のダウンロードサイト
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/itunes471.html
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( 永沢 茂 )
2005/01/12 20:28
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