NTTデータは14日、成田空港における「e-Passport連携実証実験」に参加すると発表した。実施期間は、2月上旬から3月下旬まで。
国土交通省が推進する「e-エアポート構想」の一環として実施するもので、バイオメトリクス(生体認証)技術を利用して搭乗手続きを迅速化するシステムの検証がねらい。航空会社としては、日本航空インターナショナル(JAL)と全日本空輸(ANA)が協力する。
今回の実験では、関係府省の連携の下で実施する「e-Passport連携実証実験」として、バイオメトリクスを登録した実験用SPT(Simplifying Passenger Travel)カードを共通の旅客IDとして活用。チェックイン、セキュリティチェック、出国審査の各ポイントにおいて本人認証に使用する。
NTTデータではこれまで、国土交通省、成田国際航空、JAL、ANAとともに、空港機能の向上に関するモデル実験などを行なってきた。
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■URL
ニュースリリース
http://www.nttdata.co.jp/release/2005/011401.html
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・ NTTデータとANA、成田空港でバイオメトリクスによるチェックイン実験(2003/10/10)
( 増田 覚 )
2005/01/14 18:53
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