環境省は17日、「環境省花粉観測システム」の稼働を開始した。関東、関西、中部地域に配置した花粉自動計測器で飛散状況をリアルタイムで観測し、Webサイトを通じて情報提供する。
環境省では2002年度に関東地域、2003年度に関西地域で計測器を配置したのに続き、2004年度は中部地域にも整備した。山間部と都市部を含む計45カ所での飛散データを収集し、気象データと組み合わせて飛散量や飛散方向をサイトで表示する。データは1時間ごとに自動更新される。
なお、環境省では同システムの愛称を「はなこさん」と命名した。2005年度以降も計測器を順次配置し、全国の飛散状況を把握できる体制を目指すとしている。
関連情報
■URL
環境省花粉観測システム
http://kafun.nies.go.jp/
ニュースリリース
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=5623
関連記事:環境省、花粉の飛散状況がわかる「花粉観測システム」
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0328/kafun.htm
( 永沢 茂 )
2005/01/17 20:05
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