携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)とインターネットのRSSフィードを結び付けた新しいサービスのベータテストを米FeedBeepが開始した。
今や種々の情報がRSSフィードとして公開されるようになったが、インターネットに接続しなければ情報を見られない点が不便だ。FeedBeepは、RSSフィードの内容を指定した条件にしたがって手元の携帯電話にショートメッセージとして送信してくれる。
FeedBeepでは例えば、地域密着型広告を掲載する「craigslist.org」のRSSフィードを使ってシカゴ地域の求人広告だけを受信したり、「rssCalender.com」で自分のスケジュールをRSSフィードにして携帯電話で受けたり、最新のオークションを見るために「rssAuction.com」のフィードをチェックするといった使用方法を挙げている。なお、手元の携帯電話にいつでも最新情報が届くというのは便利なことだが、逆にあまりにも多くの情報が殺到しないようにFeedBeepに設定する検索条件には注意が必要だ。
FeedBeepは現在ベータテストの参加者を募集しており、参加者には格安の会費でサービスを終身利用できる特典がある。ただし、あくまで米国の携帯電話事業者向けのものであるため日本からの参加は難しそうだ。
RSSで配信される情報は国内でも増え続けており、国内の携帯電話事業の成熟を考えると、今後さまざまな連携サービスが登場することが予測される。
関連情報
■URL
FeedBeep(英文)
http://feedbeep.com/
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/01/24 12:26
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