マイクロソフトは、Windows XPでInternet Explorer(IE)などのWindowsコンポーネントを追加できない場合があることを公表した。
公表された不具合は、Windows XPをインストールした後で、IEやWindows Media Player、Outlook Express、Windows Messenger、Internet Information Serviceなどのコンポーネントをインストールしようとすると、エラーメッセージが表示されてインストールできない状況になってしまうというもの。Windows XP Professionalにおけるエラーメッセージは以下の通り。
●エラーメッセージ:
ファイルが必要
Windows XP Professional CD-ROM 上のファイル 'file_name' が必要です。
ファイルの格納場所へのパスを入力して、[OK] をクリックしてください。
マイクロソフトによれば、該当するファイルがPCにインストールされている場合でもエラーメッセージが表示されるという。また、マイクロソフト以外のハードウェアやソフトウェアのインストールが妨げられることもあるとし、「Atheros Communicationsの無線ネットワークデバイスが搭載されたPCにWindows XP SP2をインストールした後、Bluetoothデバイスをインストールするとこの現象が発生する場合がある」としている。
マイクロソフトでは、不具合の原因をセキュリティデータベースが破損していることと分析。不具合が発生したユーザーは、同社の問い合わせ窓口に連絡の上、修正プログラムを入手する必要がある。
関連情報
■URL
技術情報
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;884018
( 鷹木 創 )
2005/01/24 14:17
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