独情報技術安全局(BSI)がこのほど発表した調査結果で、ドイツのインターネットユーザーの4分の1がウイルス対策ソフトを導入していないことがわかった。
パーソナルファイアウォールを導入しているユーザーはおよそ半数、セキュリティパッチを定期的に適用しているユーザーは約3人に1人に止まっている。また、定期的にデータバックアップをとっているユーザーはほぼ半数だった。自分のPCが外部から攻撃を受ける可能性があることは9割のユーザーが認識しているものの、メールの送信者が偽装されている可能性があることを認識しているのは7割に止まった。
ドイツでもインターネット上のセキュリティ問題について意識が高まりつつあると言われているが、一般ユーザーにまでは十分に浸透していないようだ。フィッシング詐欺などの被害も広がる中、BSIも啓蒙活動に躍起となっている。
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■URL
ニュースリリース(独文)
http://www.bsi.bund.de/presse/pressinf/270105ohn_Virensch.htm
( Gana Hiyoshi )
2005/01/31 12:54
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