アジア地域におけるホットスポットサービスの料金が急激に値上がりしているとの調査結果を英BroadGroupが1月31日に発表した。これまでアジア地域はホットスポットサービスが安い地域として知られていたが、その傾向に変化の兆しが見えているという。
調査によると、最も多く利用されている料金プランである30日間プランがアジア地域で72%値上がりした。ただし、それでも欧州の平均の3分の1程度であることに注意が必要だ。30日間プランで最も高かった地域はオーストラリアで、逆に日本やシンガポール、ニュージーランドは最も安かった。
プロバイダーが最も多かったのはオーストラリアで、次いでシンガポールとなっている。オーストラリアはホットスポットサービスの激戦区であり、各社ともさまざまな料金プランを提供することで独自性を競っている状況だという。
ホットスポットの数では韓国が最も多く、2004年6月から12月における増加率は38%だった。一方、日本はほぼ倍増しており、アジア地域全体では増加率は61%だった。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.broad-group.com/press/pressdisplay.asp?ID=25
■関連記事
・ 欧州のホットスポットが著しく増加、料金も下落傾向に~英調査(2004/11/08)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/02/01 13:26
- ページの先頭へ-
|