スペースタグは1日、ApacheやMySQLなどの各種サーバーをWindows環境にまとめてインストールできるサーバーパッケージ「SpaceTag Server」を公開した。ダウンロードは無料で、インストール用ファイルのサイズは344MB。インストールには1GB程度の空き容量が必要となる。対応OSはWindows Server 2003/XP/2000。
SpaceTag Serverは、Webサーバーやデータベースサーバーなどの各種サーバーのほか、PHPやPerlなどの開発言語、統合開発環境など、オープンソースにより開発されている各種サーバー・アプリケーションをWindows用に再構成し、誰でも簡単にインストールできるようにしたサーバーパッケージ。インストール後は専用の設定管理ツールにより、GUIの操作でサーバーの各種設定が行なえる。
インストールされるサーバーは、Webサーバー(Apache)、Javaアプリケーションサーバー(Tomcat)、データベースサーバー(MySQL、PostgreSQL)、メールサーバー(Xmail)、DNSサーバー(BIND)など。開発言語としてPHP、Perl、Javaがインストールされるほか、統合開発環境のEclipse3や、UNIX系の各種コマンド(Cygwin)なども利用できる。このほか、GIS(地理情報システム)が利用可能となるMapserverやPostGISといったOpenGIS製品も統合されている。
また、スペースタグではSpaceTag ServerのアップデートサービスやダイナミックDNSサービスを提供する「スペースタグオンライン」の提供も開始した。アップデートサービスは、ユーザーが簡単な操作でセキュリティパッチを適用できるようにするもので、料金は年額12,800円。ダイナミックDNSサービスは、スペースタグが用意したドメイン名のサブドメインを利用する基本サービスの場合で月額300円。
関連情報
■URL
スペースタグオンライン
http://online.spacetag.jp/
( 三柳英樹 )
2005/02/02 17:12
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