オプティムは3日、讀賣テレビ放送(よみうりテレビ)が知的財産権を侵害するWebページやデジタルコンテンツを24時間監視するシステム「ZENIGATA」を導入したと発表した。
ZENIGATAは、オプティムが開発したコンテンツ監視システムで、登録されたキーワードを元に人工知能的アルゴリズムを用いて、知的財産権を侵害しているインターネット上のコンテンツを24時間検索する。オークションサイトでの知的財産権を侵害する出品(個人で録画した番組や海賊版ビデオなど)や、知的財産権を侵害する画像や映像を掲載しているWebページなどをリアルタイムに検索。オークションサイトなどでは、こうした商品が出品されたタイミングで発見できるとしている。
システムは重点検索箇所や検索ワードの自動追加など、利用していくごとに検索精度が高まっていく仕組みとなっており、より手間のかからない運用が可能。また、発見されたコンテンツは危険度に分けて確認でき、警告メールの侵害者への送付など、発見したWebページごとにステータスを登録できるようになっている。
ZENIGATAを開発したオプティムでは、今後は放送業界や音楽業界、ソフトウェア業界など知的財産権の侵害が問題となっている企業や団体に対して、同システムを提供していきたいとしている。
関連情報
■URL
よみうりテレビ
http://www.ytv.co.jp/
オプティム
http://www.optim.co.jp/
( 三柳英樹 )
2005/02/03 13:02
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