「P2Pファイル交換ソフトでダウンロードできるハリー・ポッターの最新作は違法」――「ハリー・ポッター」シリーズの作者J.K. Rowling氏が、P2Pソフトなどで電子書籍が出回っているというシリーズ最新作に関して公式サイトで警告している。
公式サイトによると、「www.harrybooks.info」(すでに閉鎖)というサイトで最新作の「ハリー・ポッターと混血の王子」(原題:Harry Potter and the Half-Blood Prince)の電子書籍が販売されていたとの通報を受けたという。公式サイトでは、「今のところ、ハリー・ポッターの正規の電子書籍版は存在せず、P2Pソフトのネットワークやインターネットから電子書籍版をダウンロードできるという話は絶対に信用してはならない」とコメント。「そもそも違法であるだけでなく、e-Book版を見た人のPCがウイルスに感染してしまったり、ハッキングやクレジット詐欺の被害を受ける恐れもある」と警告した。
なお、ハリー・ポッターと混血の王子は、7月16日に発行される予定だ。「ハリー・ポッターは、これまで通り書籍で、あるいはカセットテープ、CDで出版社から販売される」としている。
関連情報
■URL
お知らせ(英文)
http://www.jkrowling.com/textonly/news_view.cfm?id=84
公式サイト「J.K.Rowling Official Site」
http://www.jkrowling.com/
( 鷹木 創 )
2005/02/03 16:32
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