日本テレコムは4日、同社100%子会社でISP事業などを展開するジェンズと、日本テレコムグループの販売代理店事業などを手がけるテレコムサービスの2社と4月1日付けで合併すると発表した。存続会社は日本テレコム。
合併の決定について日本テレコムは、通信業界を取り巻く環境が厳しさを増す中、両社の経営資源を統合することでグループ全体の経営体質の強化、効率的な業務運営が図れるとしている。
ジェンズは1984年11月に設立され、法人および個人向けのISPや電話事業をはじめ、在日米軍基地内における通信サービス、データセンター事業を展開する。一方、テレコムサービスは、1986年9月設立の企業で、日本テレコムグループの販売代理店事業や電話料金一括支払い代行サービス、プリペイドカードの販売を手がけている。
なお、ジェンズが運営するJENS SpinNetなどのISP事業について日本テレコムでは、「合併後も当面の間は、現行のままでサービスを継続提供する」としている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.japan-telecom.co.jp/newsrelease/2005/feb/nr050204/nr_fs.html
ジェンズ
http://www.jens.co.jp/
テレコムサービス
http://www.telecom-service.co.jp/
関連記事:日本テレコム、BT、AT&Tの戦略的資本提携が正式成立
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/1999/0902/jtbtatt.htm
( 村松健至 )
2005/02/04 18:44
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