ボーダフォンは、3G携帯電話技術をベースにした高速パケット通信技術「HSDPA」方式の実験免許を取得し、フィールドテストを開始した。
HSDPAは、3G携帯電話の技術をベースに下り最大14.4Mbpsの伝送速度を実現するパケット通信方式。ボーダフォンやドコモが採用するW-CDMA方式では、下り最大384kbpsのデータ通信が可能だが、3.5Gと呼ばれるHSDPAでは、既存のW-CDMA技術との互換性を保ったまま高速パケット通信が可能となる。
同社では、2GHz帯を使って東京都江東区周辺でフィールドテストを実施。試験は4カ月ほど行なわれ、その後、実験結果を踏まえて本サービスに向けた検討に入る。商用化の目途については未定としている。
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HSDPA方式の説明
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関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.vodafone.jp/japanese/release/2005/050214.pdf
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http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/keyword/19906.html
( 津田啓夢 )
2005/02/14 16:47
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