米非営利団体のPew Internet & American Life Projectは14日、「iPod」などのMP3プレーヤーの保有率が、「所得が高い」もしくは「ブロードバンド環境」のユーザーほど高くなるという調査結果を発表した。1月13日から2月9日にかけて全米の18歳以上2,201人を対象に行なわれた電話調査の結果だ。
調査では、米国でiPodなどのMP3プレーヤーを所有している人は18歳以上の11%に当たる2,200万人と推計。世帯所得別では、年収7万5,000ドル以上の世帯では保有率が24%に達した。これに対し、3万~7万5,000ドルの世帯は10%、3万ドル以下の世帯は6%に止まった。
インターネット利用別の保有率では、インターネットの利用者では15%、インターネットを利用しない層で4%となった。インターネット環境別の保有率では、ブロードバンドを利用している場合で23%、家庭と職場の両方でブロードバンドを利用している場合は31%に上った。一方、ダイヤルアップ環境のユーザーでは9%に止まった。
男女別では、男性の14%に対して女性は9%。年代別では30歳未満が19%、30~39歳と40~48歳の層はそれぞれ14%の保有率となった。また、子供がいる家庭では16%、子供がいない家庭は9%の保有率となっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.pewinternet.org/PPF/p/1047/pipcomments.asp
( 鷹木 創 )
2005/02/16 19:42
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